そこはトイレじゃないよ!え、違うよね?
大学時代のエピソード。
大学時代、私はダラけにダラけきっていた。初めての一人暮らし。全てが自己判断、己を制するのは己のみ。
つまり自由。
羽を伸ばしすぎた結果、掃除もままならくなりゴミ屋敷と化すのに時間はかからなかった。
子供の頃のアトピーが再発したのもこの頃である。本当大変よ。肌の弱い人は部屋の管理に気をつけよう。(今は完治してすべすべ!いえーい)
さて、大学から近く部屋も広かった我が家は、なにかと人が集まる場所になっていた。
ゴミ屋敷である事は自他共に認める周知の事実となっており、それを隠そうともしなかった為、人が来るからと掃除をしておく事などあるはずもなく。なにをするにも皆で片付けから始まるのが通例となっていた。
その日も確か皆でご飯を食べようと、サークル終わりに我が家に集まったのだと思う。
うちに来るなり
「どこから掃除しますか?」
と後輩。出来た奴である。
「じゃあ〇〇は台所、□□はゴミ捨て、▽▽はちょっと洗濯物片付けて」
的確な指示を出す私。
かくいう私はいつもの音楽係。パソコンの前に座り好きな音楽流す。我ながらクソ人間。本当自分は昔から周りの人に恵まれていたのだとつくづく思う。さんきゅー皆。
ほどなくして台所から声が聞こえてきた。洗い物をする〇〇の声だ。
「あの、、、先輩、、、ここでう●こしました?」
どうやら数週間放置したシンクから放たれる異臭が、う●このそれに匹敵する程となっていたようである。
「するわけないだろ!……いやまてよ、こないだ酩酊した時にもしかして…」
そんな楽しい大学時代のおもひで。
おわり